債権者とは - お金の貸し手（サラ金、カード会社） | 大阪債務整理サーチ

債権者(さいけんしゃ)

債権者とは債権を持つ人のことで、お金を貸している人（業者）のことを指し、また、その債権により借金の支払い要求を受ける人のことを債務者と言います。

債権者の権利として債務者から債権を回収でき、その権利の行使をするには裁判をするなどの法に基づいて行う必要があります。

この場合、債権者は強制執行などの手続きをすることにより債権の回収をすることができます。

債権者としての権利は様々ですが、その中の一つに債務者の自己破産を申し立てをするというものがあります。

具体的な例を挙げると、債務者の資産が減少し債権者に返済する債権が減らないよう申し立てを行うことが可能となります。

また、債権者が本来戻ってくる債権を確保する権利で「債権者代位権」というものがありますが、これは、債務者が他の人の債権者となっている場合に行使することができます。

自分にとっては直接の債務者でなくても、この債務者から債務を回収することにより、結果的に自分の債権が回収可能となるために行使する場合もあります。

行使するためにはいくつかの条件があり、自分の直接の債務者の同意や、債務者自身に資産がないという証明などの高いハードルがあります。

同じように「債権者取消権」というものもあり、債務者が故意に自分の資産を減らす行為をし、結果、債権者への支払いを減らすことになった場合に行使することができます。