大渕愛子弁護士被害者の会が結成…!?正しい弁護士の選び方まとめ

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弁護士選びには細心の注意を

弁護士と聞けばみんな誠実で専門的というイメージがありませんか?ところが、実は必ずしも高いスキルを持ち熱心に弁護活動をおこなう人ばかりではありません。

弁護士選びを間違うと、場合によっては現状を悪化させてしまう恐れもあるので注意しなければいけません。

あの、「行列のできる法律相談所」に出演するふなっしーマニアの大渕愛子弁護士の顧客が被害者の会を結成したとのニュースが飛び込んできました・・・

美人すぎる弁護士として『行列のできる法律相談所』はじめ、テレビに出ずっぱりの大渕愛子弁護士。最近では俳優・金山一彦との電撃結婚が話題となっているが、本業で意外な騒動が巻き起こっていることをFRIDAYはキャッチした。
 
 大渕弁護士の元顧客だった女性二人が、彼女を訴え、9月13日に「被害者の会」を結成したのである。女性二人は、男女関係や介護の問題で訴訟を考え大渕弁護士に相談、着手金や顧問料を払ったものの、満足のいく弁護士活動をしてもらえなかったのだ。・・・新婚・大渕愛子弁護士の顧客が「被害者の会」結成 Yahooニュース(2014年9月19日)


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穏やかではないニュースですが、弁護士もこのように顧客と揉める事があるのです。

ここでは「多重債務」を弁護士に相談するケースを例にして弁護士選び方についてお話ししたいと思います。

少しでも参考になれば幸いです。

多重債務者は借金を整理することが目的

まず、はじめに伝えておきたいことが、多重債務を弁護士に相談するときには債務整理の方法を予め本人が予習しておく必要があります。

解決のポイントをしっかり把握していなければ何をどのように解決したいかが分からずに、弁護士の言いなりになってしまうからです。

言いなりとは少し表現が悪いですが、なかには多重債務者をカモにする悪徳な弁護士も存在しているってことです。

ですから、まずは多重債務を弁護士に相談する際には、あらかじめ借金の状況と質問事項を整理した上で、適切な質疑応答ができるようにしておかなくてはなりません。

ポイント1 専門性

どの弁護士に相談するかは、「専門性」が大きなカギをにぎります。弁護士の方針や方向性が依頼内容と合わなければ、結果に差が出ます。

例えば、債務整理の任意整理を例にして専門性の高い弁護士とそうでない弁護士を比較すると、債権者との交渉で数十万の違いが出てしまうのです。

要するに、専門性の高い弁護士に依頼した場合は借金を50万円減額できたのに、そうでない弁護士に依頼したせいで20万円しか減額できなかったケースも例外ではないということです。

弁護士は便利屋ではありません。なので、それぞれに得意・不得意分野があるのが当然です。

自分が「相談する分野を得意としているか?」をリサーチしたうえで弁護士を選択するよう心がけましょう。

ポイント2 違和感のない弁護士

ネットで調べたり評判を検索したりするのは非常に大切ですが、最終的には実際に会ってインスピレーションを感じることが重要なポイントとなります。

インスピレーションを感じとる方法としては、自分に合う弁護士か不向きな弁護士かを判断するのも一つです。

例えば、自分が理解できない難しい内容を質問したときに分かるように丁寧に教えてくれるか?といった面も弁護士としてクライアントと接するうえでは大切な行いです。

質問の内容をはぐらかしたり専門用語で済ませたりする弁護士は、あまりおすすめできませんね。

一度正式に依頼してしまうと、ほかの弁護士に変更しにくくなる場合もあるので慎重に見極めたいところです。

ポイント3 こんな弁護士はNGかも・・・

ポイント2で説明した弁護士についてですが、単に優しいだけではいけませんよ。相談者のためを思ってときには厳しい判断を促す弁護士が本当の意味で誠実と言えます。

デメリットやリスクは言わずにメリットだけを前面に主張して振舞うような弁護士はNGです。

失敗する可能性や上手くいかない確率も、包み隠さずに明かしてくれる弁護士が良心的と言えるでしょう。

そのほかにも、

  • すぐに「受任契約書」にサインさせる
  • 今後の方向性や解決の着地点を説明しない
  • 細かなことや経緯を聞こうとしない
  • 全体像を把握しようとしない
  • 高飛車な姿勢、どことなく見下している雰囲気

などの要素が見当たれば依頼は見合わせたほうが無難かもしれませんね。

ポイント4 余計な情報に流されない

弁護士や士業関係の専門家を紹介しているWEBサイトが多々ありますが、なかには根拠のない不確かな情報が紹介されている事があります。

例えば、「大手の事務所は事務的な対応をおこなう」、「若い弁護士は経験不足」、「年配の弁護士は横柄な態度の人が多い」etc

  • 弁護士(法律)事務所が小さい
  • 弁護士の在籍数が少ない
  • 弁護士の年齢が若い
  • 事務所の立地が(場所)が悪い
  • 弁護士報酬は安いほうがいい

こうした一次情報が必ずしも正しくないとは言い切れませんが、正しいとも言えません。

弁護士事務所の規模が小さくても弁護士の年齢が若くても、優秀な弁護士は大勢います。

弁護士報酬についても、ただ安いだけで結果が伴わなければ意味がないわけです。根拠ない不確かな情報に流されて誤った選択をしないよう注意しましょう。

多重債務者が弁護士を選ぶ際のポイント まとめ

弁護士に多重債務を相談するのは借金問題の解決が目的ですが、大切なことは頼りっきりになってはいけません。

どんなに優れた弁護士でも相談者とコミュニケーションが上手くとれなければ良い結果が生まれないものです。

弁護士を選ぶ際にはおかしな情報に流されないよう注意しながらリサーチすることをおすすめいたします。

また、相談している最中に「熱心に話しを聞いてくれない」、「ビジネスライク」な対応に終始するようなら、その場では受任サインせずに、他の弁護士にあたってみる事をお勧めします。

  • メリットだけでデメリットや不安要素を話さない
  • すぐに「受任契約書」にサインさせる
  • 今後の方向性や解決の着地点を説明しない
  • 細かなことや経緯を聞こうとしない
  • 全体像を把握しようとしない
  • 高飛車な姿勢、どことなく見下している雰囲気
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