自己破産は女性の割合が圧倒的に多かった!女性ならではの借金理由ベスト5

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女性の自己破産は男性よりも多い

借金する人と言えば、性別で見ると男性が多いと思いがちですが、実は女性にも多くの多重債務者がいます。

実は自己破産者の割合で見ると半数以上が女性と言われています。


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沖縄県の司法書士会が実施したアンケートによると、破産申立者は女性は男性の1.7倍という数字になっています。これは、沖縄という地域性から来るデータだけとは言えません。

全国的にも同じように女性の破産割合が多いのです。

【参考】沖縄の自己破産実態調査 沖縄県司法書士会(平成23年12月)
http://www.okinawa-shiho-shoshi.net/wp-content/uploads/personalbankruptcy_h23_01.pdf?PHPSESSID=j81rs8m2a5livfdppl59i6hs10

女性の破産者が多い主な理由としては、女性の所得少ない、離婚後に養育費が貰えないなどが挙げられます。

女性の借金理由

当然ながら、男性と女性ではお金の使い方が違います。女性ならではの借金理由はあるはずです。

ここでは、そんな女性の借金理由のベスト5をまとめてみました。

1.生活苦

シングルマザー、夫の低収入に悩む専業主婦、夫に先立たれた高齢者女性などは収入が少ないため、生活苦に陥りがちです。

ただでさえギリギリの生活なのに、急な出費が必要になったら、頼るのは消費者金融しかありません。生活はギリギリですから、借金返済のために借金を繰り返すことになり、気が付いたら多重債務者になってしまったというのが一般的なパターンです。

2.訪問販売・キャッチセールスでの買い物

女性は男性と違って押し売りや強引なセールスに弱い傾向があります。訪問販売やキャッチセールスを断りきれずに高額のローンを組んでしまうと大変です。自分の年収以上の高額な商品やサービスをカードの分割払いで購入したばかりに、生活が苦しくなります。

ついついここでもキャッシングを繰り返し多重債務者になってしまいます。

女性の場合には、恥ずかしい、怒られたくないなどの理由で周りに相談できずに悩む人が多いようです。

【参考】エステのキャッチセールスに関するQ&A Yahoo知恵袋

3.在宅ワーク詐欺・内職詐欺

繰り返しやすいものではありませんが、女性特有の借金理由です。

インターネット上や折り込み広告などの「内職募集」に応募してきた女性に対して「登録料」などの名目で金銭を要求します。女性は仕事がもらえればマイナスになることはないと思い支払うものの、実際には仕事はもらえずにお金だけをとられてしまいます。

専業主婦が被害に合い、夫に言えずに借金を抱えてしまい、その借金が膨れ上がってしまうことになります。

【参考】在宅ワークに警鐘!被害急増の「副業したい人」を狙った詐欺手口 小学館
http://wooris.jp/archives/85228

4.浪費癖・買い物依存症

既婚未婚問わず、女性に多い借金理由の一つです。

お金を使うこと、買い物することそのものに快感を得ているため、借金をしてでもその欲を満たそうとします。治りにくい借金癖の一つで、周りが見かねて返済すると悪化することもあります。

現在では、買い物依存症とは精神疾患から来るものと言われており、イライラやストレスを発散するために、不要なものまで買いあさってしまうと言われています。

【参考】買い物依存症 Wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%B7%E3%81%84%E7%89%A9%E4%BE%9D%E5%AD%98%E7%97%87

5.ギャンブル・パチンコ

ギャンブルも依存症になりやすい借金理由です。買い物依存症と同じくギャンブルも精神疾患の一種です。

男性にも多い理由ですが、ギャンブルやパチンコが生活の中心になってしまい、無計画に借金を繰り返してしまいます。

買い物依存と似ていますが、「一発当てれば返せる」と思ってしまうのでやっかいです。借金をやめさせるためには、ギャンブル依存そのものを治療する必要があります。

【参考】ギャンブル依存症 Wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AB%E4%BE%9D%E5%AD%98%E7%97%87

女性に多い借金理由のまとめ

以上のように、5つの借金理由を解説しましたが、この他にも「スマホゲームの課金」、「ホストクラブでの遊び」、「アルコールど依存」なども理由としてあります。

生活苦のようにそもそも収入が少ない場合は、まずは経済力を向上させる必要があります。出て行くお金よりも入るお金を多くするという事が鉄則です。

借金返済のために複数の仕事(パート)を掛け持ちしたりする人もいます。それで、借金完済できれば良いのですが、難しい場合には、できるだけ良い条件の仕事を見つける事も必要です。

また、どうしても収入が増えずに生活が改善しない場合には、生活保護などの公的補助を検討する必要もあります。

ギャンブル依存症や買い物依存症の人の場合には、心理療法が有効と言われています。借金整理と平行して、カウンセリングを受けることをオススメします。

すでに、多重債務に陥って借金返済が苦しい場合には、債務整理など法的手続きにより借金を減額したり、自己破産による返済免責を受けるなどして、生活を立て直す必要があります。

大切なのは、路頭に迷う前にまずは周りに相談することが大切です。誰に相談すれば良いか分からない時には、弁護士、司法書士など借金の専門家に相談してみましょう。

昔と違って、これらの専門家は今では敷居はそんなに高くありません。無料で相談に乗ってくれる事務所もあります。

借金問題は必ず解決できる問題です。

債務整理で借金解決したい方は下記のページに詳しい情報があります。

債務整理の方法

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