借金完済後も過払い請求ができる - 利息制限法を超えた融資は不当利得である | 大阪債務整理サーチ

法律上の根拠を欠く「不当利得」だから完済後も請求できる

消費者金融に借金を完済していても過払い金返還請求は可能です。これは、過払い金は法的根拠なく貸金業者等支払った言われのないお金であるという理由からです。最高裁は、グレーゾーン金利で融資をおこなった金融会社に対して法律上の根拠を欠く「不当利得」との判決を下しました。そのため、消費者金融（貸金業者）は、完済分に関しても過払い金の返還請求に応じる責任があるわけです。さらに、民法で定められた年率5％の金利を加えて債務者に返還しなければならないとされています。

現在の貸金業者の融資には「過払い金」は発生しない

過払い金の発生は、利息制限法の上限金利と出資法の上限金利の差が大きく関わっていました。しかし、多重債務者の増加が社会問題化としてからは「貸金業法」が2006年から2010年にかけて国会で議論され改正されたので、現在の消費者金融の融資（貸付）においては過払い金は発生しないことになります。

過払い金を取り戻しませんか？

債務者にとって借金は常に悩みの種です。この借金返済から解放された喜びは債務者にしか分からないものでしょう。長年、消費者金融との取引で融資と返済を繰り返してようやく完済した人は、完済できた喜びで過去に借金したことを忘れがちです。

しかし、考えてみて下さい。実は一生懸命支払っていた利息が不当に多かったことを。そして、これらの過払い金は取り戻せるということを。長年、消費者金融と取引があった人はいちど債務整理のプロに相談することをお勧めします。

完済後もできる過払い返還請求について

借金完済した後も、過去に払い過ぎた過払い金は「不当利得」と判断されますので取り戻すことが可能です。消費者金融からお金を取り戻したいなら、まずは当サイトで紹介している弁護士や司法書士に相談してはいかがでしょうか。